【ソウル15日聯合ニュース】農林水産食品部が15日が明らかにしたところによると、米農務省による集計の結果、米国が3月に韓国に輸出した米国産牛肉は2万8875トンだった。前年同月(6801トン)より3.2倍以上、前月(1万8889トン)に比べ52.9%増加した。
 米国産牛肉の輸出先トップ3だったメキシコ(1万9995トン)、日本(1万5676トン)、カナダ(1万3600トン)を抜き、韓国が米国産牛肉の最大の輸出市場となった。
 3月の米国産牛肉輸出量は11万1261トンで、韓国向けが26%を占めたことになる。年初から3月まで韓国に輸出された米国産牛肉は6万265トンで、2009年の韓国への輸出量(6万3817トン)に迫った。
 米国産牛肉の韓国輸出が大幅に増えたのは、昨年11月に韓国で口蹄疫(こうていえき)が発生し、韓国産牛肉の供給が減ったため。米農務省によると米国産牛肉の対韓輸出量は昨年11月の1万2053トンから同12月は1万2292トン、ことし1月は1万2501トンに増えた。4月と5月の対韓輸出量はまだ発表されていないが、前年同月に比べ大きく増えると予想される。

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