【水原12日聯合ニュース】第4回京畿国際ボートショーが来月8~12日、京畿道華城市の前谷港と安山市の炭島港で開催される。期間中は国際ヨットレース「コリアマッチカップ」も行われる。短期間で韓国海洋レジャー産業の飛躍の基盤を築いたと評価される同ボートショーは、海洋レジャーに関するすべてが分かる展示会と国際会議、多彩な体験型イベントが準備されている。
 ことしは特に、産業化、国際化、大衆化の面で一層強化した海洋専門産業展示会への成長を目標とする。国内90社、海外103社の出展企業、160社余りの投資会社と、世界のバイヤーが参加する予定だ。
 昨年に続きことしも、英国を代表するヨットメーカーのサンシーカー、世界第5位でフランス最大のボートメーカーのベネトウをはじめ、ドイツ、カナダ、米国、オーストラリアなど世界有数のメーカーが出展する。海洋レジャー産業の最重要市場に急浮上している中国はもちろん、オセアニア、日本、東南アジアの優良企業の出展も増えている。
 京畿道は、ショー期間中に実質的なビジネス取引を可能にするよう、ターゲットマーケティング(集中化戦略)を進める計画だ。このためことしは展示場面積を昨年より800平方メートル拡大し1万1200平方メートルとした。
 8~10日は出展企業と観覧客が参加する「展示企業説明会」を行うほか、9日には韓国海洋産業の今を見つめ未来の発展方向を協議する国際会議「2011アジア海洋カンファレンス」を開催する。同会議は、国際セーリング連盟(ISAF)理事で京畿ボートショー諮問委員のコベントリー氏が司会を務め、国内外の海洋レジャー産業分野の専門家らが出席する。
 一般観覧客が楽しめる体験型イベントも豊富だ。クルーザーでの航海、パワーボート試乗などが行われるほか、2会場を遊覧船が巡回する。陸上でサーフィン体験ができるバランスボードや、上空からボートショー全景を眺めることができるハングライダー体験も人気を集めそうだ。世界のさまざまな伝統文化をテーマとする10カ国24チームによる公演や、世界35カ国の料理が味わえる行事なども準備されている。
 ボートショーを総括する京畿道庁経済投資室の全泰憲(チョン・テホン)室長は「ボートショーもことしで4回目。京畿道西海岸が韓国を越え東アジアを代表する海洋レジャー産業のハブとして定着するうえで重要な役割を担うと期待している」と述べた。
 詳しい情報は、オフィシャルサイト(www.koreaboatshow.org)で提供している。

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