【ソウル11日聯合ニュース】サムスンや現代自動車など韓国企業のブランド価値が世界市場で躍進していることが分かった。
 英調査機関のミルワード・ブラウン・オプティマー(MBO)が世界主要企業のブランド価値を算定してこのほど発表した「2011ブランドZ100大企業」によると、サムスンのブランド価値は約122億ドル(約9855億円)で、世界67位だった。これは前年より約7%増えた規模で、順位も1ランク上昇した。
 米アップルは1533億ドルのブランド価値を持っていると評価され、ここ4年間にわたり1位を記録していた米グーグルを抑え、世界最高のブランドとして浮上した。
 米フェースブックは前年比246%増を記録し、1年間で最もブランド価値が上昇した企業に選ばれた。そのほか、ナイキ(ファッション)、バドワイザー(ビール)、マックドナルド(ファーストフード)、中国工商銀行(金融)、ルイ・ヴィトン(高級品)、ジレット(生活用品)、AT&T(通信サービス)が部門別1位を占めた。
 自動車部門では大規模のリコール事態にもかかわらず、トヨタが1位を記録。次いでBMW、メルセデス・ベンツ、ホンダ、ポルシェなどが続いた。ただ、MBOは一部評価者らの場合、トヨタやホンダなどの日本ブランドより、韓国の自動車ブランドを高く評価したと説明した。また、現代自や起亜自がスタイルと信頼度部門で大きく発展したと評価。世界景気低迷後に韓国自動車ブランドは消費者に「賢い選択」になっていると伝えた。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0