関心を集める「Galaxy S2」=11日、ソウル(聯合ニュース)
関心を集める「Galaxy S2」=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】韓国最大の国際IT見本市「ワールドITショー」が、ソウル・三成洞の総合展示場COEXで11日に開幕した。次世代通信、マルチメディア端末機、ソフトウェアなど500社余りのIT関連業者が約1200ブースを出展することしは、「Get IT Smart」がテーマだ。
 サムスン電子とLG電子は、最新のスマートフォン(高機能携帯電話)、ノートパソコン、テレビなどを展示。なかでも3D(3次元)対応ディスプレーの製品群に力を入れている。
 サムスン電子は先ごろ発売した世界最大75型3Dスマートテレビをブース入口に設置し、注目を集めた。また、人気ガールズグループ、少女時代のミュージックビデオを3Dで鑑賞できるスペースが、観覧客の人気を集めている。最新スマートフォン「Galaxy(ギャラクシー)S2」への関心も高い。
 LG電子はブース入口で3D用メガネを配布し、一つのメガネでテレビ、ノートパソコン、スマートフォンなどさまざまなディスプレーで3D映像が楽しめる点をアピールした。ブース中央の3Dオンラインゲーム「スタークラフト2」デモンストレーションには、多くのゲーマーが行列を成した。さらに、メガネをかけずに3D映像が楽しめるスマートフォン「Optimus(オプティマス)3D」を韓国で初公開。主に若いユーザーに人気だ。
 SKテレコムとKTは、近距離無線通信(NFC)、LTE(ロング・ターム・エボリューション)など急速な進化を見せる次世代通信サービスを紹介している。
 見本市関係者は「ことしは昨年に比べ体験型のスペースが目立つ。観覧客の出足は例年水準だが、ことしはITへの関心が高まっており、14日までの開催で、大きな成果があると期待している」と話した。

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