サムスン電子とLG電子は、最新のスマートフォン(高機能携帯電話)、ノートパソコン、テレビなどを展示。なかでも3D(3次元)対応ディスプレーの製品群に力を入れている。
サムスン電子は先ごろ発売した世界最大75型3Dスマートテレビをブース入口に設置し、注目を集めた。また、人気ガールズグループ、少女時代のミュージックビデオを3Dで鑑賞できるスペースが、観覧客の人気を集めている。最新スマートフォン「Galaxy(ギャラクシー)S2」への関心も高い。
LG電子はブース入口で3D用メガネを配布し、一つのメガネでテレビ、ノートパソコン、スマートフォンなどさまざまなディスプレーで3D映像が楽しめる点をアピールした。ブース中央の3Dオンラインゲーム「スタークラフト2」デモンストレーションには、多くのゲーマーが行列を成した。さらに、メガネをかけずに3D映像が楽しめるスマートフォン「Optimus(オプティマス)3D」を韓国で初公開。主に若いユーザーに人気だ。
SKテレコムとKTは、近距離無線通信(NFC)、LTE(ロング・ターム・エボリューション)など急速な進化を見せる次世代通信サービスを紹介している。
見本市関係者は「ことしは昨年に比べ体験型のスペースが目立つ。観覧客の出足は例年水準だが、ことしはITへの関心が高まっており、14日までの開催で、大きな成果があると期待している」と話した。
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