【ソウル8日聯合ニュース】4月のIT輸出が前年同月比5.6%増の133億ドル(約1兆700億円)と暫定集計された。前年同月比で19か月連続の増加となる。知識経済部が8日、明らかにした。
 品目別では携帯電話、タブレットパソコン、リチウム二次電池などの輸出が増加した。携帯電話は、高機能携帯電話(スマートフォン)が同459.0%増の11億1000万ドルを記録するなど好調を示し、計23億2000万ドルを輸出した。
 タブレットパソコンは同3.3%増の1億2500万ドルを輸出した。リチウム二次電池は、スマートフォンやタブレットパソコンの需要増に後押しされ同13.7%増の2億ドルをマークした。
 ディスプレーパネルと半導体は前年同月と比べ減少した。パネルは7.2%減の26億3000万ドル、半導体は0.4%減の41億6000万ドル。
 一方、IT輸入は前年同月比11.1%増の66億7000万ドルを記録。IT産業収支は66億3000万ドルの黒字を達成した。
 知識経済部は、今後もスマートフォンやタブレットパソコンなどのIT融合製品が世界的なIT需要をけん引すると予想。同製品で使用する半導体やリチウム二次電池を中心にIT輸出の増加が続くとみている。

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