【瀋陽6日聯合ニュース】中国政府が北朝鮮への団体旅行禁止措置を解除した昨年4月以降これまで、中国・丹東からの団体旅行客10万人が北朝鮮を旅行した。丹東で発行される鴨緑江晩報が6日に報じた。
 同紙は、メーデー連休(4月30日~5月2日)を迎え先月末から北朝鮮を訪問する中国人観光客が増えており、丹東の国境守備隊は出国手続きを簡素化し、北朝鮮へ向かう観光客に便宜を提供していると伝えた。
 現地の旅行会社は、本格的な行楽シーズンを迎える今月から北朝鮮への団体観光客がさらに増えると予想している。北朝鮮・新義州市一帯を観光する1日コースの場合、通行証の発行を受ければビザなしでの訪問が可能だという。
 丹東の旅行会社の関係者は「昨年、中国軍の朝鮮戦争参戦60周年を機に中朝間の友好的な雰囲気が高まった上、両国当局が文化・観光交流の拡大に積極的に乗り出し、丹東から北朝鮮を訪れる観光客が大幅に増加した」と話している。

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