【ソウル6日聯合ニュース】サムスン電子は6日、同日に中国・深センで開幕した中国最大のパネル展示会、深セン光学・電子・ディスプレー製品展示会(CODE)に出展し、各種新製品を公開すると明らかにした。
 同社は会場内に設置したブースで、アクティブシャッター方式の3D(3次元)技術を適用した60、55、46インチ、240ヘルツのプレミアム3D対応テレビ用パネル、120ヘルツのノートパソコン・モニター用パネル、電力消費を画期的に抑えたエコ低電力テレビ用パネルなど、30品目を展示する。
 なかでも、視野角と視聴距離の制約を受けずにフルハイビジョン(HD)のクリアな画質で3D映像が楽しめるだけでなく、2DでもフルHD画面を実現する、アクティブシャッター3D製品の広報に力を入れている。
 サムスン電子は、中国の市場調査機関AVC(奥維諮詢)の調査結果を引き合いに、年初から4月までに中国で販売された3D対応液晶テレビのうち、アクティブシャッター方式が92%を占めており、「アクティブ3D=プレミアム3D」という消費トレンドを支えていると強調。主要な中国メーカーも、プレミアム製品にはアクティブシャッター方式を採用していると紹介した。
 LCD事業部の張元基(チャン・ウォンギ)社長は「今後、さらに多くの協力パートナー社と連帯し、プレミアム3D市場だけでなく普及型でも多彩な製品を開発、中国市場でのシェアを広げていく」と意欲を示している。

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