ラジオ・インターネット演説を行う李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
ラジオ・インターネット演説を行う李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル2日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は2日、第64回ラジオ・インターネット演説を行い、2012年から義務教育期間を1年増やす「満5歳の共通課程」を導入することを検討していると明らかにした。
 「満5歳の共通課程」は、現在幼稚園教育課程または保育課程の満5歳過程を政府が支援するとの意味で、満6歳から中学校卒業まで9年間の義務教育期間を10年に増やすことになる。
 大統領は、保育と教育サービスの質を一層高めるため、政府の努力は今後も続くと強調した。また、昨年は婚姻件数が増加に転じ、離婚率も13年来の最低を記録したほか、新生児数も前年に比べ2万5000人(5.6%)余りが増えたと説明。政府はもちろん、企業も家族の絆を大切にする方向への転換に一層積極的に乗り出すべきだと話した。

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