【ソウル1日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領が8~14日までドイツ、デンマーク、フランスの3カ国を歴訪する。青瓦台(大統領府)が1日、明らかにした。
 李大統領は9日に最初の訪問国となるドイツでメルケル首相やウルフ大統領と首脳会談を行う。
 11日からは国賓としてデンマークを訪問し、ラスムセン首相との首脳会談を行う。首脳会談では韓国・デンマークの戦略的パートナーシップに関する共同声明を発表予定。クリーンエネルギー関連技術における両国関係機関の了解覚書(MOU)を締結する予定だ。また韓国が設立したグローバル・グリーン成長研究所(GGGI)のコペンハーゲン支社の開所式にも出席する。
 12日にはパリでフランスのサルコジ大統領と首脳会談を行う。フランスでは経済協力開発機構(OECD)および国連教育科学文化機関(ユネスコ)の事務総長ともそれぞれ会談する予定。
 青瓦台の関係者は今回の欧州3カ国歴訪について、「欧州連合(EU)の主要国とクリーンエネルギーや新再生エネルギー分野で未来志向的関係を構築することが目的。自由貿易協定(FTA)の7月1日発効を前に(EU)主要貿易国との協力基盤も強化されるだろう」と述べた。

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