昨年10~12月期以降、国際原油価格の急騰に伴う石油製品価格の上昇が輸出単価の上昇を招いた。輸出量も前年同期比26.4%増の9116万バレルを記録した。
四半期ベースの輸出額が100億ドルを超えたのは、2008年4~6月期(109億ドル)、同7~9月期(127億ドル)に次いで3度目。3月に発生した東日本大震災の影響で日本への輸出が前年同期比280%急増し、輸出量増加をけん引した。
製品別では、ガソリン(37.9%)、軽油(85.6%)、航空燃料(63.9%)などが大幅に増加した。景気回復に伴う石油化学分野の需要増加によりナフサの輸出も62.4%増えた。
大韓石油協会関係者は「100億ドルを超える輸出額を達成したのは、国際原油価格が上昇したこともあるが、持続的な施設高度化への投資、高品質製品の生産など、投資と品質向上に向けた努力を続けてきた結果だ」と説明した。
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