【ソウル20日聯合ニュース】現代・起亜自動車グループの欧州販売台数が2か月連続でトヨタ自動車を上回り、アジア勢でトップとなった。
 欧州自動車工業会(ACEA)が20日に発表した資料によると、現代・起亜の3月の欧州販売台数は計7万4341台(現代4万4403台、起亜2万9938台)となり、トヨタの7万2232台より2109台多かった。
 2010年に欧州販売でアジアトップだった現代・起亜はことし1月にトヨタにリードを許した。現代・起亜の1~3月期の累積販売台数は16万6187台となり、トヨタの16万7608台との差を縮めた。
 現代・起亜は欧州市場に上半期(1~6月)中、5機種の新車を投入する予定で、累積販売台数でも1~2か月以内にトヨタを上回る見通しだ。
 現代・起亜の1~3月期のシェアは4.5%で9位、トヨタは8位となった。日本勢では日産が3.5%、スズキが1.4%、ホンダが1.3%、マツダが1.2%、三菱が0.9%だった。シェアトップはドイツのフォルクスワーゲン(21.9%)だった。
 現代・起亜は北米市場での販売好調を受け、欧州でも積極的な新車マーケティングとブランドイメージ向上に総力を挙げて取り組む方針だ。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0