趙報道官は、北朝鮮が非核化や南北関係でこれ以上挑発行為をせず、朝鮮半島の平和と安定を進展させる方向で誠意ある措置を取るべきだというところに、すべてが帰結すると強調した。
また、前提条件うんぬんとは関係なく、両事件の解決がすべての南北間対話と6カ国協議の過程に影響するのは明らかなことだと述べた。事件の問題が何も論議されず解決されない状態で、ほかの部分で特別な進展を期待するのは無理だと指摘。北朝鮮が事件への反省を示さなければ次段階に進むことはできず、当然、6カ国協議にも影響するとした。
米国も6カ国協議を再開するには事前の環境づくりが必要だとの立場で、最も重要なのは北朝鮮の誠意ある措置と行動だと強調していると伝えた。そのうえで、「すべては誠意ある行動に帰結する。韓米の立場にはいかなる違いも隔たりもない」と述べた。
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