【オークランド7日聯合ニュース】北朝鮮の漁船2隻が南極海海洋保護区で違法操業を行い、ニュージーランド当局に検挙されていたことが分かった。マカリー外相が7日に明らかにした。
 北朝鮮漁船2隻は2月に南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)が管理する南極海の一部、ロス海で操業していたところ、定期巡察飛行中のニュージーランド空軍哨戒機に発見された。2隻のうち1隻は、南極海では禁じられている深海刺し網漁を行っていたと伝えられた。
 ニュージーランド政府は2隻を国際ブラックリストに挙げるための作業を進めているという。北朝鮮漁船は、すでにCCAMLRの違法・無報告・無規制(IUU)漁船リストに入っている。

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