【ソウル6日聯合ニュース】韓国政府は6日、経済政策調整会議を開き、官民共同の石油価格タスクフォースが策定した石油市場の透明性向上と競争促進策を発表した。
 それによると、石油製品価格の合理化のため、年末に韓国取引所の電子商取引サイトで石油製品を売買するオンライン市場がオープンする。
 石油製品価格の公開と精油会社間の競争促進を通じた製品価格の引き下げを目的としたオンライン市場の活性化に向け、法人税や所得税減免などのインセンティブを提供する予定だ。
 韓国の精油会社の供給価格は取引市場がないため、国内の需給状況とは無関係にシンガポール国際取引市場の推移によって決定されている。
 政府は2012年末までに金や農産物商品取引所などをモデルにし、石油製品の先物市場の開設も進める。ガソリンスタンドで複数の精油会社の製品、または混合製品の販売も検討する方針だ。

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