ラジオ・インターネット演説を行う李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
ラジオ・インターネット演説を行う李大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル4日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は4日、第62回ラジオ・インターネット演説で、「韓国の農業は市場開放の流れの中で世界と競争すべきだ。農家と政府が力を合わせれば、韓国の農業は世界に進出できる可能性が大きい」と話した。
 また、農業は決して斜陽産業ではないとし、農業生命工学の発達でバイオ農業時代が到来し、有望な未来成長エンジンとして浮上していると強調した。
 李大統領は、中国のような巨大市場が韓国の近くにあることは新しいチャンスで、中国の高所得層が増えるのにつれ、高級農産物市場も急速に成長していると説明。韓国の高付加価値の有機能農水産食品が大きく成功できるチャンスが到来しているとした。
 一方、3月31日に公布された農業協同組合(農協)事業構造改編を骨子とした「農協法改正案」と関連し、「これを機に農家は生産にだけ専念し、流通と販売は農協が担当する先進化したシステムを実現できる」と話した。

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