【ソウル3日聯合ニュース】日本文部科学省が独島問題を明記した中学校教科書を検定通過させたことを受け、北朝鮮の対韓国宣伝ウェブサイト「わが民族同士」は3日、「独島は昨日も今日も、そして遠い未来にも永遠に変わることのないわが民族の固有領土だ」と強調した。
 「わが民族固有の領土」と題した文章で、同問題により韓国内で反発と抗議の声が強く上がっていると伝えながら、このように主張した。また、日本の独島領有権主張と歴史わい曲の策動は、日本軍国主義勢力の強盗のような侵略的本性と、外勢依存で領土すら守れない韓国当局の屈辱的な事大・売国の本性を示していると述べ、韓国政府も非難した。
 また別の文章でも、日本の独島強奪の野望は、前世紀にかなえられなかった大東亜共栄圏の夢を実現しようという軍国主義の野望の発露だと主張し、全民族の憤怒を呼び起こしたと述べている。同時に、韓国の現執権当局の親日売国行為が呼び起こした必然の産物だとも強調した。
 これに先立ち朝鮮中央通信は1日、日本の教科書わい曲を非難する韓国市民団体の日本糾弾行事などを報じている。
 韓国は独島について、「最東端に位置する韓国領土で、日本政府が竹島と呼び、自国の領有権を主張している」としている。

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