これまで同社は、海外有名ビールのOEM製品を輸出する生産拠点の役割を担ってきたが、自社が開発したビールを本格的に先進国に投入するには至っていない。李社長は、初の輸出国を日本にしたいと意欲を示した。すでに輸入・販売で事業関係を結んでいるサントリーを通じ輸出する方法も模索していると説明した。
OBビールは昨年、前年比54%増加の1245万ケース(1ケースは500ミリリットル入り20本)を輸出した。
国内市場に関しては、成人男性市場が停滞しているため、成長のためには新たな市場開拓が必要な時期にきていると述べた。専業主婦、20代前半の若者を中心に市場を拡大していく計画だ。既存のブランドと輸入プレミアムビールを3つの軸とし、ハイトビールに奪われたビール市場首位を奪還すると強調した。
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