【ソウル30日聯合ニュース】文化体育観光部は30日、映画の街として知られるソウル市中区の忠武路に「韓流スター通り」を造成する計画を明らかにした。
 同部関係者によると、地下鉄忠武路駅から明宝アートホールまで500メートルほどの区間を「韓流スター通り」とする計画で、現在、ソウル市、同市中区など関係機関と予算確保案などを協議している。
 造成候補地をめぐっては11か月間にわたり検討が行われたが、忠武路に決まった。南山Nタワー、南山コル韓屋村、明洞、南大門市場、東大門ファッションタウン、徳寿宮、ソウル市庁舎前広場、清渓川、各種映画館など、文化・観光インフラが周辺に整っており、他地域よりも観光客誘引効果が高いと判断した。
 同部は来年、約50億ウォン(約3億7500万円)の予算を投じ、人気芸能人の手形や造形物を設置し、韓流テーマ館、3D(3次元)映像館、独立映画館、記念品ショップなどを新設する計画だ。明宝アートホールまたは南山自由センターに大型韓流体験館を建設することも検討している。
 文化体育観光部関係者は、「韓流スター通りが完成すれば、1960~1970年代に映画産業の中心地だった忠武路が、韓流スターの観光名所として復活する」と期待感を示した。

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