李大統領と握手を交わすバフェット氏=21日、ソウル(聯合ニュース)
李大統領と握手を交わすバフェット氏=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル21日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は21日、著名な投資家で投資持株会社バークシャー・ハサウェイの会長を務めるウォーレン・バフェット氏と青瓦台(大統領府)で会い、世界経済の動向や寄付文化などについて意見を交換した。
 李大統領はバフェット氏の活発な寄付活動について「韓国企業の模範となっている」と評価し、韓国も援助を受ける国から援助する国となり、経済規模に見合った国際的責任を果たすため努力していると述べた。
 これに対し、バフェット氏は、東日本大震災に見舞われた日本に対し韓国が迅速な支援を行ったことに言及しながら、韓国の支援について世界が知ることになるだろうと述べた。
 また、来週の株主総会では韓国の成功事例を紹介する予定だとし、「韓国は有望な製造業国家であると同時に有望な市場だとみている」と述べ、成長の可能性を高く評価した。
 李大統領が「韓国は天然資源がないため、他国よりも努力している」と話すと、バフェット氏は「韓国の成功の源は知性と情熱だ。韓国は成功するしかない多くの要因を持っている」との見方を示した。

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