大邱テクノポリスを視察するバフェット氏(右)=21日、大邱(聯合ニュース)
大邱テクノポリスを視察するバフェット氏(右)=21日、大邱(聯合ニュース)
【大邱21日聯合ニュース】米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は21日、大邱テクノポリス(高度技術集積都市)にある企業、テグテックを訪問し、「日本の大震災は一時的なショックで、経済の先行きは不透明ではない」と述べた。
 テグテックはバフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが出資した工作機械メーカー・IMCグループの子会社。同社の第2工場着工式に出席したバフェット氏は、2001年の米同時多発テロの際も経済の先行きを不安視する意見があったと指摘した上で、「大震災は日本にとって非常に大きな衝撃だが、日本は2~3週前のようなエネルギーや意志、資源を持っており、時間がかかっても再建できる」との考えを示した。
 また、「もし、日本の株式を保有しているとしても売らない」と強調。「日本は米同時多発テロのように打撃を直ちにばん回できると思う」と述べた。
 バフェット氏は「1997年に韓国にも経済的な苦境があり、米国も2008年に打撃を受けたが、その際は株式を売る時ではなく、買い入れで金持ちになれるチャンスだった」と述べ、一時的な困難は投資機会だと強調した。
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