【ソウル18日聯合ニュース】韓日中は19日、日本の京都で3カ国外相会談を開催する。外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官、松本剛明外相、楊潔チ外相が出席し、東日本大震災を受け哀悼と慰労の意を確認するとともに、災害管理への共同協力体系強化について協議する予定だ。
 また、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質漏えいを受け、核の安全に対する共同対応策も論議する。
 外交通商部当局者は18日、今回の会談について「北東アジアの協力パートナーである日本が困難に直面したことを受け、災害管理と核安全の協力強化案を話し合うことになる」と説明した。 
 また3外相は、5月に予定されている韓日中首脳会談の議題の事前調整、北朝鮮核問題などを含む北東アジア情勢と国際問題についても協議する。特に、北朝鮮のウラン濃縮計画への対応、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の再開案などをめぐり意見を調整する計画だが、日韓と中国の間の立場に違いがあり、どの程度接点を見いだせるかは未知数だ。
 3カ国は当初、19日から2日間会談を行う計画だったが、東日本大震災を受け1日だけの開催に縮小された。同日には日韓、韓中、日中の2国間会談も行われる計画。韓日中外相会談終了後に共同記者会見が予定されている。

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