【ソウル17日聯合ニュース】エヌ・シー・ソフトの日本法人エヌ・シー・ジャパンは17日、公式ホームページを通じ、東日本大震災の復興支援として5億円を寄付すると発表した。
 地震が発生した11日から1か月間の収益と予想される金額で、ユーザーが決済するゲーム代金なども含まれている。自分も何かできないかと考えているユーザーの思いと同社の思いを合わせて届けたいと説明している。
 一方、ネクソンジャパンやNHNジャパンなど日本に進出しているほかの韓国オンラインゲーム会社は、震災を受けサービスを停止するなどしているが、エヌ・シー・ジャパンは「日常を維持することが重要だと判断」し、運営を継続することを決めた。
 エヌ・シー・ソフトのイ・ジェソン常務は、最小限の電力と人員で、サービスを中断しない代わりに、発生するすべての収益を全額寄付しようという現地の判断を尊重し下した決断だと説明した。1日も早く日本が困難を克服することを期待していると述べた。
 エヌ・シー・ジャパンは、エヌ・シー・ソフトとソフトバンクグループが2001年に共同出資(6対4)で設立した合弁法人。エヌ・シー・ソフトの日本でのゲームサービスとマーケティングを担当する。

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