北朝鮮が公開したウラン濃縮施設=(聯合ニュース)
北朝鮮が公開したウラン濃縮施設=(聯合ニュース)
【ソウル17日聯合ニュース】主要8カ国(G8)外相会合で、北朝鮮のウラン濃縮計画(UEP)を糾弾する公式文書を採択したことが確認された。韓国政府高官が17日、明らかにした。
 G8外相らはフランス・パリで14~15日に開催された外相会合で採択した議長総括で、北朝鮮のウラン濃縮問題が国連安全保障理事会の決議違反であると糾弾し、北朝鮮に国際的な義務を順守するよう求めた。
 また北朝鮮に対し、拉致問題をはじめとする国際的な人権問題の懸念に対し、直ちに対処するよう要求した。
 政府当局者は、「G8には中国を除く、国連安全保障理事会の常任理事国がすべて参加している点で、今回の議長総括は国際社会から賛同を得るのに意味がある」と評価した。議長総括に対北朝鮮非難が盛り込まれたのは韓国政府のさまざまな努力のほか、日本政府の役割が大きかったと外交消息筋らはと伝えた。
 G8は米国、日本、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシアで構成されている。

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