【春川16日聯合ニュース】東日本大震災で福島県の原子力発電所から放射性物質が漏れ、被曝への不安が広がる中、江原道の大学と日本の大学との交流にも影響が出ている。
 江原大学は16日、19日から早稲田大学と国学院大学へ4泊5日の日程で実施予定だった訪問について、姉妹校の両校から東日本大地震と原発の放射線汚染などを理由に日程短縮の願いが来たことを明らかにした。これを受けて、2泊3日に日程を縮小したという。また日本の10大学に29人の交換留学生を派遣する計画も、今のところ実施するかどうか不透明な状態だという。
 道内の翰林大学も姉妹校の東北福祉大学(仙台市)へ交換留学生2人を送る計画を安全面を考慮し保留している。
 関東大学は、東京の桜美林大学に派遣している同校の交換留学生2人を早期に帰国させよう手続きをしている。
 ある大学の関係者は、「余震の発生、放射線汚染などで事態が悪化し日本の大学との学生交流に支障が出る恐れがある」と懸念した。
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