【仙台15日聯合ニュース】日本で発生した東日本大震災の被災地で救助活動を行う韓国の救助隊の隊員106人が14日夜、救助犬2匹とともに現地入りした。
 救助隊は、震災で最も大きな被害を受けた宮城県の宮城県総合運動公園内に本部を設置した。滞在期間は2週間。15日午前から、探知機や救助犬などを使うなどして行方不明者の捜索作業を行う。韓国人行方不明者の具体的な情報が入った場合は、その地域での捜索作業を優先させる方針だ。
 一方、アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、ドバイで同行記者団と懇談し、東日本大震災に触れ、「近い隣国が真っ先に助けの手を差し伸べるべきだ」とし、日本に最も近い韓国がより多くの関心を持つべきだと強調した。

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