【大田14日聯合ニュース】先月に放射能漏れ事故を起こした韓国原子力研究院の研究用原子炉の再稼動が、日本の大地震に伴う精密点検のために延期された。同研究院が14日、明らかにした。
 同研究院では先月20日に研究施設内での放射能漏れ事故が発生し、稼動を中断していたが、教育科学技術部の承認を受け、この日午前9時ごろから再稼動に向けた準備作業が始まる予定だった。
 しかし、今月11日に日本で大地震が発生したことを受け、安全に万全を期するとの趣旨で、追加点検がこの日の早朝まで実施された。原子炉稼動のため、水素を液体化するのに10時間程度かかるため、この日の再稼動は難しいと判断。15日から稼動する方針を決めた。

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