【ソウル13日聯合ニュース】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は13日、日本で発生した大震災で、同国からの部品素材輸入への影響が予想されると明らかにした。
 昨年の部品素材の対日輸入は381億ドル(約3兆円)で、全部品素材輸入の約25%を占めた。
 特に、日本からの輸入額の大きい電子部品(2010年68億ドル)や、石油化学(同46億ドル)、精密化学(同45億ドル)、産業用電子製品(同30億ドル)などの部門で大きな影響があると分析している。
 一方、韓国企業が2009年に日本の東北地域に輸出した金額は261億円で、韓国の対日輸出の1.3%にすぎず、同国への輸出に大きな打撃はないとみられる。
 現在日本では、270社余りの韓国企業が法人、事務所、支店などを設置しているが、大半が生産工場ではないため、地震による直接的な被害は少ないと推定された。
 ただ、地震被害の大きかった仙台地域に物流拠点を構えるロッテ酒造と真露は被害を受けたものとみられる。現時点での状況把握が不可能なため、正確な被害状況は確認できないと伝えた。

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