李大統領がUAE到着、機体異常で4時間遅れ

【アブダビ12日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は12日、 金潤玉（キム・ユンオク）夫人とともに公式訪問先のアラブ首長国連邦（UAE）の首都アブダビに到着した。大統領専用機に異常が発生したため予定より約4時間遅れての到着となった。
　 大統領夫妻を乗せた専用機は同日午前8時10分、軍用機専用のソウル空港を出発したが、機体の下部で振動と異常音が発生。このため離陸後、1時間40分後の午前9時50分に仁川国際空港に降りた。機体を点検した後、アブダビに向けて再出発したという。
大韓航空によると、外気吸収口のカバー装置にわずかな異常があったという。飛行には影響なかったが、万一に備え点検したという。
アブダビに到着した李大統領は アル・アインに移動し、UAEに派遣されている韓国軍事訓練団「Akh」部隊の兵士らを激励する予定だ。
　滞在中、ハリファ・ビン・ザイド・ナハヤンUAE大統領との首脳会談やブラカで開催される原子力発電所の起工式に出席する予定。李大統領のUAE訪問は、2009年12月の原子力発電所工事受注時に次いで2度目。