【ソウル11日聯合ニュース】北朝鮮軍が軍の再編によって、電子情報戦と特殊戦の軍事力増強を図っているという。米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が11日に報じた。
 英国国際戦略問題研究所(IISS)が発刊した年例の軍事力報告書を引用して報じた。これによると、北朝鮮は1990年代から経済難によって通常戦力が弱体化したため、軍再編による非対称戦力の強化に集中した。これによって電子情報戦と特殊戦の能力を大幅に高めることに力を入れているという。
 またIISSが公表した「2011年の軍事バランス」という報告書によると、北朝鮮が電子情報戦力の向上を目指し、情報収集装備と妨害電波発信機、レーダーを最新型に取り替えるプロジェクトも推進しているとした。
 同報告書によると、北朝鮮の人口約2400万人のうち、約5%に相当する119万人が軍人で、兵力は中国、米国、インドについで4番目に多いという。また最大5000トンの生物化学兵器と、核弾頭を最大8個製造できるプルトニウムを保有しているという。
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