【ソウル10日聯合ニュース】北朝鮮脱出住民(脱北者)団体とともに、京畿道・坡州の臨津閣で12日に北朝鮮向けの非難ビラ散布を予定していた保守市民団体がイベントを中止するとの立場を示した。
 「拉北者家族会」の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表は10日、「ビラ散布イベントに参加してきた別の団体幹部の家族が亡くなり、とりあえず、暫定延期することに合意した」と明らかにした。
 これらの団体は当初、ビラ散布を強行しようとしたが、坡州市の住民らが強く反対するなどイベントに対する懸念の声が高まると、心理的に負担を感じたとみられる。

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