仁川空港に設置されている出入国審査の自動ゲート(資料写真)=(聯合ニュース)
仁川空港に設置されている出入国審査の自動ゲート(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】出入国審査の自動ゲートが今年上半期(1~6月期)中に金海空港と仁川港に設置される。
 法務部や文化体育観光部、韓国観光公社などは8日、先進化した出入国審査や外国人観光客誘致拡大に関する業務協約を締結し、自動ゲート設置を進めることに合意した。
 出入国審査の自動ゲートは、事前に登録したパスポートと指紋の照合により、自動的に出入国審査を行うことができるシステム。現在、仁川空港に24台、金浦空港に2台が設置されている。今後、金海空港に3台、仁川港に2台が新たに設置されることになる。

 自動ゲートの拡大には、今年12月から全面施行される外国人指紋採取制度を控え、国民の自動ゲート利用率を高め、出入国審査の混雑を緩和する狙いがある。
 法務部の李貴男(イ・グィナム)長官は、「2008年から仁川空港で運営している自動ゲートの利用客は徐々に増え、現在は一日平均9300人に達している。今後、さらに拡大し、市民の空港利用に不便がないようにする」と話した。
 一方、「観光韓国」のイメージを高めるため、仁川空港の入国審査場のデザインを改善し、外国人観光客拡大に向け、入国審査簡素化案も推進する予定だ。

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