【ソウル7日聯合ニュース】サムスン電子は7日、フルハイビジョン(HD)に対応した発光ダイオード(LED)搭載の3D(3次元)モニター「27TA950」と「27TA750」を今月に発売すると発表した。
 3D表示はアクティブシャッター方式で、フルHD(1920×1080)の解像度や超高速の走査方式を採用、据え置き型ゲーム機や映画、スポーツなど動きの多い3Dコンテンツに適しているのが特徴だ。広視野角でハイパーリアルエンジンを搭載し、色や動作、明暗差などを最適化したほか、光の反射を抑え、鮮明な画質を実現した。
 2Dコンテンツを3Dコンテンツに変換でき、パソコンや3Dブルーレイ、ゲーム機、セットボックスなど七つの機器に同時対応する。HDテレビチューナーを内蔵しており、高画質でテレビを視聴できるほか、パソコン作業をしながらテレビを見ることもできる。
 2製品は1月に米ラスベガスで開かれた世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」でイノベーションデザイン賞も受賞し、独創的なデザインも認められている。
 さらに、独自のユーザーインターフェース(UI)「スマートハブ」機能を取り入れ、パソコンの電源を入れなくてもテレビ番組情報の検索、ソーシャル・ネットワーキング、サムスンのテレビ向けアプリケーションが利用できる。動画・音楽・写真ファイルの再生も可能だ。

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