【ソウル28日聯合ニュース】韓国の消費者には依然として、ガソリン自動車の人気が高いことが分かった。
 自動車部品メーカー、韓国ロバート・ボッシュのディーゼル事業部は28日、調査会社の韓国ギャラップに依頼し、昨年10月27日から1か月間、全国6大都市の運転者1006人を対象に実施したアンケート結果を公表した。
 それによると、好む車(複数回答)は、ガソリンが86.1%に達し、ディーゼルは46.5%にとどまった。また、種類ではセダン型が66.9%を記録し、32.7%のスポーツ多目的車(SUV)を大幅に上回った。
 購入を希望する自動車排気量は2000~2500cc未満が41.1%、1500~2000cc未満が24.2%などとなった。
 ディーゼルエンジンのメリットとしては、優れた燃費(49.5%)、ガソリンより安い燃料費(51.7%)、優れた走行性能(42.8%)、税制優遇(20.3%)の順となった。ただ、乗り心地の悪さを最大のデメリットとして指摘した。
 一方、クリーンディーゼルに対する認知度調査では「聞いたことがある」とした回答者は36%にすぎず、知らない回答者(64%)が圧倒的に多かった。同社のディーゼル事業部は、「今後、クリーンディーゼルの優秀性と税制優遇などのメリットを効果的に広報する」と明らかにした。

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