【ソウル28日聯合ニュース】金滉植(キム・ファンシク)首相は28日、口蹄疫(こうていえき)と関連した上水道拡大事業と関連し、「必要な行政手続きを最小化し、問題を解決するのに支障がないようにすべきだ」と話した。
 上水道拡大事業は、口蹄疫で殺処分された家畜の埋却地周辺に居住する住民に安全な飲み水を提供するために進めるもの。金首相はこの日午前、閣議を主宰した席で、「緊急性を考慮し、予算をできるだけ早く執行できるようしてほしい」と強調した。
 行政安全部の孟亨奎(メン・ヒョンギュ)長官の報告によると、現在まで雨による埋却地からの浸出水被害はないという。埋却地関連の問い合わせ先を「119」で統合・運用しており、今後も補強作業を継続すると明らかにした。
 一方、閣議ではリビアなど中東情勢に対する事案も検討。今回の事態で国民生活と経済活動に及ぼす影響を最小限にするため、政府レベルで対応すべきだと強調した。

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