【ソウル28日聯合ニュース】エネルギー大手のGSカルテックスが日本のJX日鉱日石エネルギーとリチウムイオン2次電池の核心材料の一つである陰極材を生産する合弁会社を設立する。来年から陰極材の量産に入るという。
 GSカルテックスの許東秀(ホ・ドンス)社長が近くJX日鉱日石エネルギーと合弁の契約を結ぶ予定。両社は今年中に年産2000トンの陰極材工場を慶尚北道・亀尾に建設する。両社は昨年3月に電気自動車(EV)の補助電源に使われる電気二重層コンデンサ用の炭素素材を生産する合弁を設立している。
 GSカルテックスは2007年に、それまで日本からなどからの輸入に頼っていた陰極材を国内で初めて独自に開発することに成功している。
 許社長は、今回の合弁設立と関連して、「陰極材事業は世界的なクリーンエネルギー企業として発展する好機になるだろう」と述べた。

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