韓日通訳の安暎姫さん、金妍児や「韓流四天王」も担当

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韓日通訳の安暎姫さん、金妍児や「韓流四天王」も担当
韓日通訳の安暎姫さん、金妍児や「韓流四天王」も担当
安暎姫さん=(聯合ニュース)
 【ソウル25日聯合ニュース】2008〜2009シーズンにフィギュアスケートの世界選手権を制覇し、浅田真央のライバルとして日本のマスコミから注目を浴びた金妍児(キム・ヨナ)。このシーズンに彼女の日本語通訳を担当したのが安暎姫さんだ。安さんは「韓流四天王」として絶大な人気を誇るぺ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォン・ビン、チャン・ドンゴンの4人の通訳のほか、李明博(イ・ミョンバク)大統領の演説通訳も務めた。

 多くの通訳体験の中でも、注目度が高かったのは金妍児だ。安さんが「わたし自身もファン」というアスリートの素顔はどうだったのか。

 氷上に立っている時のクールな印象とは異なり、気さくでざっくばらんな話しぶりだという。「まるで少年と話し合っているような感じ」。浅田真央と「性格が似ている」ため、ライバルとはいえ、実は親しい仲のようだと明かした。また、金妍児は日本人関係者にあいさつするために、「今は『こんばんわ』でいいですか」「『よろしくお願いします』、発音合ってます?」と尋ねてきたり、スタッフへの気配りもあるという。3月下旬に世界選手権を控えている金妍児には、「(バンクーバー五輪の時のような)喜びの涙をまた見たいです」とエールを送った。

 ◇流ちょうな日本語、コラム執筆も

 安さんは韓国生まれで、小学校4年から高校1年まで父親の仕事のため大阪に在住した。帰国後に韓国の名門、梨花女子大学に入学。当時は通訳は聞き慣れない言葉だったが、恩師の「国と国をつなぐ重要な仕事」という話に魅了され、日本語通訳の修士課程を修了した。その後、新聞記事を日本語にする翻訳からスタートし、通訳、放送コーディネーター、リポーター。コラムニストなど多岐に渡る分野で活躍してきた。現在は日本語教師として教壇にも立っている。

 通訳・翻訳は「言葉の芸術」ともいう。単なる言葉の置き換えでなく、その意味や文化的背景など、異言語間の仲介を果たすからだ。韓国では日本と同様、通訳に関する国家資格は「観光通訳案内士」の1種類。実力だけがものを言う世界で、厳しい競争を勝ち抜いていかねばならない。

 金妍児らの日本語通訳を務めた安さん。業界では「日本人のような韓国人、韓国人のような日本人」(TBSソウル支局のスタッフ)として知られる。

  作家・村上龍さんとの出会いが人生のターニングポイントになった。韓国識者との対談のコーディネーターで出会ったのがきっかけとなり、村上さんが編集長を務めるメールマガジン「JMM」に発行号から「ソウルリポート」を投稿している。他人の言葉を伝えるのではなく、自分の言葉で韓国の出来事を発信することに魅力を感じたという。これがきっかけとなり、朝日新聞や日経BPなど、コラムニストとしての仕事の輪が一気に広がった。

 スポーツ選手や芸能人の通訳のほか、NHKやフジテレビ、TBSのリポーターとしても活躍した。

 通訳の仕事で気付いた韓国と日本の違いと聞くと、「仕事のスピード」を挙げた。日本は韓国より仕事の準備に十分な時間を投じ、慎重に物事を進めるという。だが、最近は日本にも慎重さが徐々になくなり、焦りさえ感じられるそうだ。「(日本社会に)余裕がなくなったせいでしょうか」と安さんは言う。

 ソウルの南大門(崇礼門)が全焼した際に朝日新聞にコラムを掲載した際、日本人読者から1通の手紙が届いた。自分を年金生活者だと紹介した手紙には「韓国に行ったことはないが、文化財が消失したのは心が痛む。募金に使ってほしい」と1000円が同封されていた。自分の文章で韓国を知ってもらい、心を伝えることができ「とてもうれしかった」と話す。

 これからは自分の言葉で韓国のことを発信する仕事を増やしていく考えだ。そして、韓国と日本の両国に限らず、世界を視野に入れた「コスモポリタン」として、さらに活動の場を広げていきたいと意欲を示した。(聞き手=金泰均)



2011年2月25日16時2分配信 (C)WoW!Korea

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