GM大宇、シボレー7人乗り「オーランド」を発売

【ソウル9日聯合ニュース】GM大宇は9日、新ブランド名「シボレー」として初モデルとなる7人乗りの多目的車（MPV）「オーランド」を公開した。来月2日から発売する。
　「オーランド」は従来のスポーツ多目的車（SUV）や乗用車、ミニバンの長所を取り入れた新概念の車両で、同社は「アクティブライフ車」（ALV）と呼んでいる。
　SUVスタイルの車体や低いルーフライン、ボックス型のバックデザインを採用した。2000ccディーゼルエンジンを持つ同車のホイールベースは2760ミリ。最高出力163馬力で、欧州の自動車排ガス規制「ユーロ5」をクリアしたVCDiエンジンは煤煙除去装置を搭載したほか、排気ガス再循環装置も取り入れ、窒素酸化物と浮遊粒子物質の排出量も削減した。燃費は手動変速車は1リットル当たり17．4キロメートル、自動変速車は同14．0キロメートル。
　同社は上部車体と車体フレームが一体型に設計され、安定性を確保し、ダイナミックな走行性能やコーナリング、正確なハンドリングを実現したと説明した。また、車両が衝撃を受けた際、自動ロック機能が解除され、救助しやすくする技術や、横滑り防止装置(ESC)などの制御システムも搭載した。