【ソウル7日聯合ニュース】現代自動車米国法人の役員3人が、相次いで米ゼネラル・モーターズ(GM)に移っている。業界筋が7日、明らかにした。
 昨年は、現代自米国法人のマーケティング責任者を務め、新車を購入した顧客が失職した場合に車を買い取るキャンペーンを導入し話題を集めた役員2人が、GMに移籍した。1人は日産自動車を経てGMのグローバルマーケティングの総責任者、もう1人はGMの乗用車ブランド「シボレー」のマーケティング副社長となっている。
 また、最近になって北米デザインセンターの首席デザイナーがGMに移った。同デザイナーは元々、GM欧州部門のデザイン総括だったが、2009年4月に現代自入りし、新型「ソナタ」「アバンテ」などに代表される現代自のデザイン哲学「フルイディック・スカルプチャー」をリードしてきた。
 現代自関係者は「経営正常化を進めるGMが、現代自のマーケティングやデザインをベンチマークしようと試みているようだ」と話した。

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