ブルペンで感覚を確かめるように投球する朴賛浩=(聯合ニュース)
ブルペンで感覚を確かめるように投球する朴賛浩=(聯合ニュース)
【宮古島2日聯合ニュース】米大リーグでアジア投手最多のメジャー通算124勝を達成した朴賛浩(パク・チャンホ)投手が、移籍したオリックス・バファローズの春季キャンプで初めてブルペン投球を行った。
 朴賛浩は宮古島キャンプ2日目の2日、ブルペンで福間投手コーチが見守る中、直球を中心にチェンジアップを交え計25球を投げ込んだ。朴は韓国プロ野球の斗山ベアーズの春季キャンプで肩をつくってきたものの、コンディションはまだ万全ではない。それでも先発投手としての実戦感覚を取り戻すため、早くもマウンドに上がった。投球前には大リーグの時のように、帽子を脱いでブルペン捕手に丁寧にあいさつした。  
 朴賛浩は「明日は変化球を多くし、30球ほど投げる」と話し、投球数を徐々に増やしていく考えを示した。この3年間は主に中継ぎ投手だった朴賛浩は、先発起用が有力とされるオリックスと1年契約を結んだ。朴賛浩は先発復帰を見据え、投球数を増やし長いイニングに備えるため、例年よりも投げ込みの時期を前倒しした。
 一方、オリックスは朴賛浩を活用したマーケティングにも積極的に乗り出している。キャンプ拠点の球場周辺にあるショップでは朴賛浩の背番号「61」を刻んだキーホルダーやTシャツが並んでいた。

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