【ソウル1日聯合ニュース】現代自動車グループへ売却されるゼネコン大手、現代建設が、国内建設業界で初めて売上高10兆ウォン(約7300億円)を達成した。
 同社は1日、昨年の業績を暫定集計した結果、売上高が前年比7.8%増の10兆46億ウォンを記録したと明らかにした。また、営業利益は同39.5%増の5843億ウォン、当期純利益は同19.3%増の5448億ウォンを記録した。
 昨年10~12月期の実績も、売上高が前年同期比35.6%増の1兆1026億ウォン、営業利益が103.8%増の1252億ウォンを記録した。
 同社関係者は、「海外での業績好調でプラント・建築分野の売上高が大幅に増えた。営業利益も売上原価率の改善を通じて拡大した」と説明した。
 昨年の新規受注もまた、前年比16.9%増の18兆3555億ウォンで過去最大を記録した。現代建設は昨年末時点で、48兆5000億ウォンの受注残高を記録し、約4年分の安定的な受注を確保したと説明した。
 一方、現代建設株主協議会(債権団)は現代自動車グループと現代建設の売却と関連した了解覚書(MOU)を締結している。現代建設をめぐる買収・合併作業は上半期(1~6月)中に完了する。

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