こうした増加率は18~19%で推移した過去3年間の業績を大きく上回るもの。同社は中東市場で2007年に約12万6000台、2008年に約15万台、2009年に約17万7000台を販売している。
販売好調の背景には「アクセント」と「アバンテ」の人気が継続しているのに加え、昨年投入した戦略車種の「ソナタ」と「ツーソンix」が好評を博していることがある。また、現地事情に合わせたディーラーおよびアフターサービスのネットワーク拡大、マーケティングの強化を行ったことも功を奏した。
「アクセント」は前年比45.5%増の6万3325台、「アバンテ」は同57.7%増の5万6851台が販売され、全体をけん引した。昨年初めに新型モデルが発売された「ソナタ」の販売台数は従来モデルと合わせて計3万7925台となり、前年比で92.1%増加した。特に、「ソナタ」は中東地域の記者団が選定した「ことしの車」中型セダン部門で1位となり、注目を浴びている。
同社は新型モデルの投入するほか、マーケティングとサービスを強化し、中東市場でさらなる販売増加を目指す方針だ。
Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0