【ソウル14日聯合ニュース】北朝鮮が39年連続で「最悪の人権弾圧国」の評価を受けた。米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が14日に報じたところによると、米民間人権団体「フリーダムハウス」は13日に2010年現在の世界の自由度を評価した年次報告を発表。北朝鮮は昨年と同じく政治的権利と市民の自由の2部門で最低点となり、「最悪中の最悪(ワースト・オブ・ワースト)」に分類された。北朝鮮のほかにはトルクメニスタン、ウズベキスタン、リビア、スーダン、ミャンマー、赤道ギニア、エリトリア、ソマリア、チベットが分類されている。
 北朝鮮は2009年11月のデノミネーション(通貨呼称単位の変更)失敗後、市場が一部で認められたが、経済統制のなかで住民の全般的な人権状況は世界最悪だと分析された。
 また、独裁体制で政治的多様性が保障されておらず、政府運営の清廉性、効率性、透明性の不在で腐敗が拡大し、人間の基本権問題、任意的拘禁、不当な法適用も頻繁に発生していると指摘された。

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