【ソウル7日聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)が7日までにまとめた昨年11月の物価動向によると、韓国の食品価格は前年同月比11.2%上昇し、上昇率は加盟国のうちトルコ(12.4%)、エストニア(11.7%)に次いで高くなった。韓国の食品価格上昇率はOECD平均(1.7%)も大きく上回り、深刻な水準となっている。
 一方、韓国の昨年11月の消費者物価上昇率は3.3%と集計された。加盟国のうちトルコ(7.3%)、エストニア(5.3%)、ギリシャ(4.9%)、メキシコ(4.3%)、ハンガリー(4.2%)に次いで高い。
 企画財政部関係者は、異常気象や国際原材料価格・原油価格の上昇が食品価格上昇を招いたと説明。政府は食品の同時多発的な値上げを防ぐ策を講じていると伝えた。

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