左が2010年度版、右が2008年度版の国防白書=31日、ソウル(聯合ニュース)
左が2010年度版、右が2008年度版の国防白書=31日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル31日聯合ニュース】2010年度版国防白書の表紙から独島(日本名:竹島)写真がなくなったことについて、日本に配慮したものだとの見方を報じた産経新聞の報道に対し、国防部は31日、「恣意的で我田引水的な解釈」だと反論した。 同紙は、韓国は2008年度版の国防白書では表紙に独島を背景にした大型強襲揚陸艦(独島艦)のカラー写真を掲載したが、ことしの白書の表紙には写真がなかったと報道。「日本への配慮ではないかと関心を呼んでいる」と伝えた。 これに対し、国防部は報道資料で、「独島を守る韓国の意志は確固たるものであり、2010年度版国防白書でも独島はわれわれの領土、領海、領空であることを明示した」と強調した。 写真のない表紙デザインに変えただけで、本文46ページの朝鮮半島地図では独島が韓国領であることを明示しているほか、独島上空を哨戒飛行する空軍機の写真も掲載したと説明し、「外交的な考慮はまったくなかった」と重ねて否定した。komatsu@yna.co.kr
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