【ソウル28日聯合ニュース】統計庁が発表した2010年人口住宅総調査(国勢調査に相当)の暫定集計によると、先月1日現在、韓国の人口は4821万9172人で、2005年に比べ2.0%(94万人)の増加にとどまった。5年前と比べた増加率は、2000年調査時が3.4%、2005年調査時が2.5%と、鈍化傾向にある。男性は2404万5208人で1.8%、女性は2417万3964人で2.2%、それぞれ増加した。
 世界推計人口(69億900万人)に韓国の人口が占める割合は0.7%で、26位だった。
 市道別の人口は、京畿道が1127万人で全体の23.4%を占める。次いでソウルが970万8000人(20.1%)、釜山が340万3000人(7.1%)、慶尚南道が315万4000人(6.5%)の順だった。首都圏の人口は2361万6000人と、2005年より85万人(3.7%)増加した。総人口の49.0%を占める。
 世帯数は1733万4000世帯で、5年前より144万7000世帯(9.1%)の増加。一人世帯の増加を受け、平均世帯員数は2000年の3.12人、2005年の2.88人に続き、今回も2.67人と減少した。
 一人世帯数は、2000年が222万4000世帯、2005年が317万1000世帯、ことしが403万9000世帯と増加している。一人世帯数が世帯全体に占める割合は、2005年の20.0%からことし23.3%に拡大した。

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