さまざまなアプリケーションを利用できるスマートフォン=(聯合ニュース)
さまざまなアプリケーションを利用できるスマートフォン=(聯合ニュース)
【ソウル15日聯合ニュース】サムスン経済研究所は15日、ことしのヒット商品番付を発表した。製品部門は高機能携帯電話(スマートフォン)、サービス・その他部門ではケーブルテレビチャンネルが独自製作したスター発掘オーディション番組「スーパースターK」シーズン2が、それぞれ1位に選ばれた。
 同研究所は48の候補商品を選定し、専門家やインターネットユーザを対象にアンケートを実施。上位5商品をヒット商品とした。
 製品部門では、圧倒的な支持でスマートフォンが首位を獲得した。サムスン経済研によると、スマートフォンは本格的に大衆化しており、先月末には韓国スマートフォン利用者が600万人を突破した。さまざまなアプリケーションを利用できるスマートフォンは日常生活はもちろん、専門分野でも活用される見通しだと説明している。
 2位以下には、スマートフォンの携帯性やノートパソコンの便利さを結合したタブレット型パソコン、差別化したデザインなどで好評の起亜自動車「K」シリーズ、健康機能と味を併せ持つブルーベリー、発熱機能にスタイリッシュさが加わった発熱衣類が選出された。
 このほか、3次元(3D)対応テレビ、ウォーキングシューズ、製造日表示製品、安全資産として人気を集めた金、発光ダイオード(LED)が10位内に入った。
 サービス・その他部門では、ケーブルテレビ番組の新時代を切り開いたと評価された「スーパースターK」がトップとなった。一般人から歌手を発掘するオーディション番組の代表的な例で、ケーブルテレビ番組では過去最高の視聴率(18.1%)を記録した。
 5位内には、劣悪な環境でもU-20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で3位、U-17(17歳以下)女子W杯で優勝するなど好成績を残した女子サッカー韓国代表、個人ネットワークサービスを提供したソーシャルメディア、先端技術を活用し最高動員数を塗り替えたハリウッド映画「アバター」、ユニークな題材で人気を集めたドラマ「製パン王キム・タック」が入った。
 次いで、広州アジア大会やバンクーバー五輪で活躍したスポーツ選手ら、庶民向け公共住宅「ボグムジャリ」ローンや証券会社が総合資産管理サービスを提供するラップ・アカウントなど金融商品、格安航空(LCC)サービス、パソコンゲーム「文明5」が続いた。

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