韓国軍合同参謀本部関係者によると、この日の演習では、合同海上封鎖作戦、戦闘機の迎撃統制手順の熟達に向けた対空防御訓練、艦載機と空軍機を利用した空中侵入・対応訓練、空母強襲作戦などを実施している。
海上封鎖作戦では、WMDを積載していると疑われる北朝鮮船舶に関する運航情報や諜報を共有し、韓米連合戦力が遮断機動し、戦闘機、海上哨戒機、対潜ヘリLynxなどの援護の下、合同検査班を船舶に投入する。
対空防御訓練、空中侵入・対応訓練、空母強襲作戦、海上自由攻防戦は前日よりも参加戦力が拡大された。より実質的で高難度の戦術訓練を行っている。多数の航空機の統制や空中迎撃訓練は、韓米のイージス艦が米第7空軍と韓国空軍の戦闘機を支援する形で進められる。
軍関係者によると、先端指揮体系を備えた韓国のイージス艦「世宗大王」は、一般の駆逐艦と違い、多数の戦闘機を統制できるという。イージス艦が航空機をコントロールしながら、航空機に迎撃地点を伝えるなどの訓練を実施する。
連合対空防御訓練、空中侵入対応訓練では、米第7艦隊所属の原子力空母ジョージ・ワシントンと両軍のイージス艦や戦闘機が参加し、空中で仮想の敵を攻撃する。
韓米合同軍事演習は、韓米同盟の意志をアピールし北朝鮮の挑発を抑える目的で、朝鮮半島西側の黄海で28日から実施されている。来月1日まで続けられる。
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