【ソウル29日聯合ニュース】文化体育観光部は29日、同日で韓国を訪問した外国人観光客数が初めて800万人を超えたと明らかにした。
 昨年通年の訪問者数を超え、ことし通年では当初目標だった850万人を上回る870万人に達すると見込まれる。
 この日は仁川国際空港で、800万人目の入国者を歓迎するイベントが開かれた。
 外国人の年間入国者数は、1978年に100万人を突破。200万人を超えたのは1988年で10年かかったが、2000年が532万人、2005年は602万人、昨年は781万人と、ここ数年間で急激な増加ペースを示している。
 現在までの国・地域別外国人観光客分布をみると、日本が280万人(35.0%)で最も多く、中国・台湾など中華圏が239万人(29.9%)、欧米136万人(17.0%)、東南アジアが126万人(15.7%)などとなっている。
 文化体育観光部や韓国観光公社関係者は、政府の観光産業育成政策と中国観光客誘致に向けたビザ簡素化、観光インフラ改善や高付加価値商品開発、観光公社の海外マーケティング戦略が功を奏したと話した。

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