【ソウル29日聯合ニュース】北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃を受け、全国各地で事件を糾弾する声が上がっている。
 慶尚北道議会は29日午前、北朝鮮の延坪島攻撃に対する糾弾決議を採択し、議会前で決議大会を開催した。決議文は、民間人と韓国軍兵士が犠牲となったことに弔意を表するとともに、朝鮮半島の平和を破壊する戦争犯罪を強く糾弾。「北朝鮮は韓国国民にひざまずき謝罪し、責任ある措置を取るべきだ」と促した。
 釜山市議会も同日午前、北朝鮮の武力挑発蛮行を糾弾し政府の強い対応を促す決議を満場一致で採択した。非人道的な武力挑発行為に衝撃と憤りを禁じえないと述べ、400万人の市民とともに、今回の挑発を強く糾弾すると強調した。
 釜山地域の約80の市民団体で構成された「釜山愛国汎市民連合」は、釜山駅前で「延坪島砲撃蛮行を糾弾する汎市民大会」を開催した。参加者2000人余りは北朝鮮の延坪島挑発を糾弾し、犠牲となった民間人と海兵隊員を追悼した。
 大韓民国傷痍軍警会も全国各地で同時に集会を行い、北朝鮮の蛮行を糾弾し、決議を採択した。

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