【ソウル29日聯合ニュース】合同参謀本部によると、29日午後5時26分ごろ、江原道鉄原郡に位置する韓国軍の哨戒所に向け、北朝鮮・朝鮮人民軍が14.5ミリ機関銃とみられる銃で2発の銃撃を加えた。韓国軍は交戦規則に従い、即座に3発応射し、朝鮮戦争休戦協定違反を指摘する警告放送を2回行った。韓国側に被害はなかった。北朝鮮軍の哨戒所と韓国軍の哨戒所は、軍事境界線を挟んで1.3キロメートル離れている。
 合同参謀本部関係者は、照準射撃かどうかはまだ確認されておらず、在韓国連軍司令部軍事休戦委員会が北朝鮮の休戦協定違反有無を確認するため、30日に特別調査チームを派遣する予定だと伝えた。現在、北朝鮮軍の特異動向はとらえられていない。
 一方、統一部当局者は、銃撃がどういった性格のものかは把握されておらず、30日からの南北離散家族再会は予定通り実施されると伝えた。

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